女優 吉田日出子さん。

女優の吉田日出子さん。
 
いつも愛犬と一緒。
インターフォンを押さず
玄関をあけて「デコでーす」とやってくる。
 
とってもかわいらしい方で、
小柄な彼女が、
大きな大きな愛犬と歩いていると、
少女か少年のようです。
 
  
彼女は、本当の天才。
 
俳優座の養成学校では、
彼女の年の卒業公演は
日出子さんのために興行したといわれていますし、
他の女優さんからの評価をきいても
やはり格の違いを感じます。
 
 
そんな吉田日出子さんが
こんな本を書いていました。
 
▼「私の記憶が消えないうちに
  〜デコ 最後の上海バンスキング」
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吉田日出子さんは、認知症にかかりました。
過去の記憶が失われ、
次の芝居のセリフが入らない。
 
2010年の上海バンスキングのときには、
セリフが入らないと、
とても苦労されたそうです。
(まわりの俳優さんたちが、劇中も様々サポートしたとか)
 
 
もちろん、積み上げてきたものが、
消えてなくなるわけではありません。
 
けれど、女優にとって記憶が失われることは
自分は自分であるという感覚の土台と、仕事の、
両方を失うことに繋がります。
 
 
素晴らしい演技をしてきたからこそ、
観客だった僕は、
とても強く寂しさを感じます。
 
 
 
形あるものは、いつでも無に帰すし、
祇園精舎の鐘は、
どこまでも鳴り響いていています。
 
 
僕らは、いまやっていることが、
未来にどんな意味を持つのか、わかりません。
 
僕らは希望を食べて生きているのだから、
それはある意味、とてもこわいことかもしれない。
    
けれど、、、同時に、
肌触りとして確かなこともあると思います。
 
 
いま仕事に全力で取り組む。
それだけでなくて、
吉田日出子さんがそうであったように
目の前にいる人たちを、笑顔にする。
それが、いまこの瞬間の僕たちを満たしてくれ、
運が良ければ、
大切な誰かの記憶に残ることに、つながっていく。
 
 
 
2006年、
父が鶴屋南北賞を受賞したその受賞パーティで、
吉田日出子さんは二曲、アカペラで歌をうたいました。
 
 
予定になかったけれど、
会場の皆におされ、
照れながら壇上に上がった彼女が歌おうとしたその瞬間、
まるで世界が変わったように
その場の空気が変化しました。
 
 
「林檎の木の下で、
    あしたまた会いましょう」
 
 
目をつぶると、
いまもあの時の歌声が聞こえてきます。
 
 
あなたは今日、誰を笑顔にしますか?

 
  

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