いい会社。人間的で自然な会社。

以前から書籍や雑誌など買い集めてあったのですが
パタゴニアについて、あらためて調べていました。
(趣味です)
 
 
パタゴニアはいい会社。
そういう印象を持っている方は
多いと思うんですけど、
何がどういいのだろう、
どんな歯車がかみ合って動いているのだろう。
中心にいる人の哲学が、どう「形」になったのか。
「内と外」の両方について調べました。
 
 
いくつも象徴的な取り組みがありましたが、
とても早い段階で、子供を育てながら
働くしくみを作り上げたのも、その一つです。
 
 
「女性がはたらく」
今ならシンプル、当たり前に感じますが、
とてもハードルの高いことだったようです。
 
 
以前、母が、
「私の上の世代は、育休をもらって
 会社に戻ってきたら、机がなかった」
と話してくれたことがあります。
旦那さんが会社に来て状況を説明し、
やっと働けるようになったそうです。
 
 
僕の母も子育てしながら会社に戻りましたが
周囲に仕事を続ける女性は
ほとんどいなかったとも聞いています。
 
 
それから今50代手前くらいの女性の話で、
管理職になったとき、
「子供を産むのを3年は待ってくれ」
と言われたという話も聞いたことがあります。
 
いまなら、いわない言葉だと思います。
 
 
こんな「女性が働く」という歴史的な流れと
パタゴニアの打ち手を比較しながら思うのは、
会社は「人間的に」なっていったときに
賞賛されるんだということ。
 
ここでいう「人間的」というのは、
いい意味で抑圧が少なくなって、
 
その人が、いい仕事をしようと
自立し可能性を追求できるような場になる
イメージです。
自分のことも、他人のことも、
人間に対して配慮がある。 
パタゴニアの場合は、
その視野が「自然」にまで拡張されていて、
儲かることと、上手にバランスされています。
 
 
自分の会社、自分の仕事を
一歩一歩「自然な形」に近づけていくこと。
 
時代が追いついてこなかったとしても、
それに取り組むことは、
実はとても大切なことだと感じています。
  
 
もしもあなたが、ひとつ「人間的」なほうへと
自分の会社や仕事を変えてみるとしたら、
まず、何を変えますか?
 
この問いの答えは、
きっと人生を豊かにしてくれることにつながる。
そう思います。  

                   吉井りょうすけ