映画とブランドの話。

こんにちは。吉井りょうすけです。
 
先日、映画「沈黙」をみてきました。
映画化の噂は、もうかなり前から聞いていて、
聞くたび楽しみに思っていました。
遠藤周作さんも、マーティン・スコセッシ監督も好きなので
たくさん期待しましたが、
その期待を超えて、とてもすばらしかった。
 
 
 
僕にとっては、遠藤周作さんも、
マーティン・スコセッシ監督も、ブランドです。
どちらも「何度も同じ作品を見返す、読み返す」方々で、
信頼していて、おもしろいに決まっていると思ってます。
なので今日はブランドの話。
 
 
 
僕はブランドは2つの観点で成り立ってると考えています。
ブランド2つの法則です。
 
 
1つは、ブランドは、目の前にある作品(商品)の
裏側にある情報で出来上がっているということです。
 
 
「タクシードライバー」から、最近の「シャッターアイランド」や
「沈黙」まで、僕にとって、すでにたくさんの情報が
マーティン・スコセッシ」という言葉の周りにあります。
 
「クンドゥン」という作品を、映画館で見たかったのに
いけなかった悔しさまで含まれている。
その「情報の厚み」がブランドの要素の一つです。
 
 
たとえば、スポーツ選手のドキュメンタリーを見たあとに
その選手のファンになったことはありませんか?
それも、ブランド化だと思います。
 
まったく知らなかった人なのに、
ドキュメンタリーで情報を受け取ると、
ファンになってしまう。
「スポーツ選手」の裏側に、
その人の努力している様子や考え方、能力の高さ、
そして、ドキュメンタリー番組自体の面白さが加わるからです。
 
 
それはつまり、
ただ商品を販売するのではなくて、
 
情報をていねいに渡すことが、
ブランド化の鍵になるということです。
 
八百屋にキャベツが置いてあれば
きっと売れていきます。
でも、もしもそのキャベツが特別ならば、
その情報をどうやって上手に伝えようかと考える、
というのがブランディングというわけです。
 
 
情報をどう編集して、
伝えましょう。
 
 
 
2つ目のポイントは、
ブランドは、肯定的な感情の積み重ねということです。
 
たのしい、うれしい、ほっとする、こころがあったまる、
というような、肯定的な感情を感じた経験が積み重なるほど、
その人にとって、意味のあるブランドになっていきます。
 
 
それはある意味、「どんな情報でも伝えればブランドになる」
わけではないといことです。情報を選ぶ必要がある。
 
もっといえば、そもそもどんな商品を扱っているかが鍵になる
という意味でもあります。
つまらない商品は、つまらないですもん。
 
 
こころが動くような「何か」をすでに含んでいる商品を、
その情報とセットで手渡す。
こんな2行で集約してしまうのは、少々大雑把かもしれませんが、
この2つの要素は、ブランドについて考える上で、
あつかいやすい「考える道具」になると思います。
 
 
僕は、小さな会社は
「どうしたらブランドができるのだろう」という考えを
追求したらいいと思っています。
 
ブランドなんて、小さな会社は関係ないと思う人も
いるかもしれないけれど、
逆に小さな会社ほど大切で、
そればかり考えるくらいがちょうどいいと思います。
 
 
いろいろやりたいことはすでにお持ちかもしれませんが、
いまいちど「ブランドづくり」の観点で、
会社の打ち手を見直してみると、
大切なこと、必要なことが、あらたに見つかるかもしれません。
 

                     吉井りょうすけ
 
 
 
 
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