半未来のことば

ことばには、力がある。
 
「大工殺すニャ刃物はいらぬ
 雨の3日も降ればいい」
 
ということばがあるけれど、
きっと、人を傷つけるのにも、勇気づけるのにも
雨さえいらない。ことばがあれば、いい。
  
  
いろいろな伝え方を観察してきて
いい効果があると感じるのは、「半未来」を語ることばです。
 
英語ならば「未来完了」という便利な文法があるのですが
日本語にはありません。
未来のことを語ると、「まだ起こらないこと」「どうせ起こらないこと」を語りがちなのですが、
 
 
「すべてうまくいったら、
 1年後、どうなっていると思いますか?」
 
 
という質問から導きだされる答えは、
「今は、まだない未来」のことを語りながら、
「未来を、すでに起こったこと」として語ることばになります。
 
 
この質問に答える人を見ていると、
口角が上がって、うれしそうになるのがわかります。
未来を先に体験して、
それを心に刻み付けることばだからです。
その状態自体にセラピー効果があって、
変化を生み、1年後といわず、良い違いを
目の前に引き寄せてくれます。
 
ことばには力がある。
力を引き出すことばの使い方にも、コツがある。
 
時間を取って、ぜひ考えてみてください。  
  
「すべてうまくいったら、
 1年後、どうなっていると思いますか?」
 
 
 
 
今日もことばの話しでした。
♯もしも「自分とは、考えていることそのものだ」と感じるなら、それは、ことばが自分だということでしょうか?