やさしさと知性と効率

「昔は良かった」という言葉があります。
ももうそろそろ、そういう言葉を
使ってもいいのかもと思うのですが、
この言葉「うそじゃないかな」と思っています。

三丁目の夕日」という映画は、
「良かったあの頃」が満載なのだと思うのですが、
あの映画を作った人たちの中に、
その頃の時代を体験した人は誰もいなかったそうです。

想像の現実に近い理想郷を描くと
あんな感じになるんでしょうね。
あの頃を体験したことがない僕が見ても、
そういうものだったのだろうと感じられるんですから、
神話的な、集合無意識的なものだと思います。


どうやら「昔のあの頃は良かった」という考え方が
僕たちに優しさを思い起こさせるひとつの
考えのスイッチになっているのかもしれない。

過去を本当に思い起こしているわけではなくて、
過去を思い出すという体裁をとるときにだけ、
自分がほしいものや、「こうありたい」自分を思い起こす。

 

「スピリチュアル」という言葉にも、
おなじものを感じます。
わざわざ神様を持ち出さなくても
やさしくなっていいはずなんですけど、
神様がという主語を持ってきた方が、
安心してやさしくすることができる。


わざわざ何かを迂回してまで手に入れたいもの
ならば、もっと素直になってみたらどうだろう。
「過去や神様」を迂回せずに、
今現在の自分のあり方として、
やさしさを選択したらどうなるのだろうと
思います。


もちろん、現実を考えるときに、
少し厳し目に話をした方が
かっこよさそうで
頭よさそうで
現実的そうなのですが、


そのあり方と同時に、自信を持って、
「やさしい」を選んでみたらどうかと思っています。


ビジネスでも、「やさしさ」と「知性」と「効率」は
どれも両立する方法だし、それを両立するのが
現代の経営者の腕の見せ所だと思っています。


商品企画で、
販売で、
マネジメントで、
最大の効果を上げながら、
どうやって人にやさしくしましょう?
具体的に何を生み出しましょう?


これ、意思と技術の問題なのだと思います。

人生はカラフルで、色々な道がある。

先日、ダンサーの方々と
お話しする機会がありました。
  
自分とは大きく違う道を
選んだ方の話は、
とてもおもしろい。
 
ある方は、
自己流でダンスの練習をして、
一度寿司職人になった後、
たまたま近くで開催されていた
倖田來未さんのダンサーオーディションに
合格。ダンサーになったそうです。
(自己流で選ばれるって、なんだかすごい。)
 
別の方は、空手にのめり込んで
かなりのところまでいったけれど、
ダンスの面白さに開眼。
ある日ドリームズ・カム・トゥルー
つくったダンサー・ユニットの
オーディションに合格して
この世界に入ったといってました。
(やっぱり空手とダンス、つながってるところが
 あるそうです)
  
保育園で給食を作っていて
今はシンガーソングライターという
方もいました。
(子供が好きで、歌が好き。
好きなことを選んで仕事をしている方です
素敵な方でした)
 
お話しできなかった方もいましたが、
お会いした90名ほどの方々みんな
とても興味深い経験を持っていたのだろうな。
 
 
人生は、とてもカラフルで、
色々な方向に転がっていく。
その道を、楽しみながら進むしか
ない。そう実感できた時間でした。
僕は運がいいのか、クライアントさんたちもみんな、
いつでも素敵な方とばかりお会いします。
ありがたい。 
 
  
あなたはいまどちらに転がってますか?
つきなみだけれど、やっぱり
ていねいに味わいながら、たのしみたいですね。 
 

言葉は、安心を生み出す。

ことばは人に安心感をあたえ
居場所をあたえることができる
ツールです。
 
愛のあることばを気を配ってつかうことで、
その方個人の人生もかわるし
会社全体の業績も高めることが
できます。
なにしろ、安心も居場所も、
大勢の方みんながのどから手が出るほど、
ほしいものだからです。
  
ことば。ことば。ことば。
 
それがひとひらの葉っぱなら、
綺麗な葉を大きく広げ、
太陽の光をたくさん受け止めるためには
たくさんの葉が必要だし、
それらを生やせる、健康な木の幹もひつようですね。
 
あなたはどんな言葉を話していますか?
うん。うん。そうですか。
そうですね。いっしょに愛のある言葉を話していきたいものですね。

 

 

 

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講演。

講演をしました。
お題は、ことばについて。
 
マーケティングの話ではないですよ。
今、ビジネスで成功するために本当に取り組む必要があることと、「ことば」をからめてお話ししました。
 
参加者さんからの感想をいくつか伺いましたが、
みんなにとって聞いたことがない話ができたのではないかと、想像します。
 
講演ですし短い時間でしたが、とてもたのしかったです。
明日も講演がんばります。

AIの話2

先日、すこしだけAIのことを書きました。
 
あたらしい分野で興味を持っている方が多いのか、
コンサルでお会いしたときに、記事を読んで話題に
してくれる方が多くいらっしゃいました。
  
 
AIで仕事が奪われる話を、
僕は、「AI」側と、
「仕事が奪われる」側の話に
分けるようにしてます。
 
 
AIが生まれつつある
今のタイミングだけでなくて、
 
 
工場のオートメーションとか
マーケティングの勃興のタイミングで、
「仕事がなくなる」
という共通の言葉が語られたのは、
 
 
そもそも僕たちは「仕事が奪われる話が好き」
だからだと思うんです。
 
 
多分それはなんでも良くて、
「夏になると蟻がいるから、仕事が奪われる」
「月があんまりキレイだから、仕事が奪われる」
とかでも、酒の肴くらいにはなると想像します。
(「仕事が奪われる」という言葉に、
 身体が反応することに気づきます?
 ネガティブな話は、快感なんです)
 
 
「AIに仕事奪われるから、もっとがんばれ、成長しろ」
という話も、
(仕事をなくす)恐怖心に根づいていわれるのは、
すこしだけ気持ち悪いなと感じます。
 
 
そういわれると、「みんな結構必死だよ」と思うし、
もっとがんばってもらうなら、別のアプローチもあるよと思う。
 
 
それからAI側の話では、
AIがどんなふうに広がるかは、
AIの機能だけを見ていてもわからないと思う。

機能だけ見れば、
どんどん広がって、なんでもできるようになると思います。
(コンピュータですから)
 
けれども導入する会社側を考えると、
無限ではないように思えません?
コストに見合うのはどこだろう。
うまく導入して意味のあるところは、どこだろう?
 
 
下記、説明を省いた言葉で恐縮ですが、
AIを上手に使う会社は、
その会社が「価値を生み利益を上げる『構造』」を
理解してる会社だと思います。
(単なるITより優秀だから、余計に使う場所で意味が変わりそう)
 
そして、その「構造」を理解し
身体化している方は、
そんなに多くないかもしれない。
頭のいい方は多いんですけどね。
これは僕の経験的な実感です。
 
 
少なくとも今すでに、
ぼくらはAIとよく比較される
「人間」という優秀な存在と仕事をして
協業したり競争したりしています。
(それはほんとうは驚異じゃないか。
ユニクロさんとか、星野リゾートさんとか
バルミューダさんとか、ほぼ日さんとか、
AIとどっちがこわい(怖い強い)んだろう)

 
という話、
AIについて雑感を、おまけで書いてみました。

AIが仕事を奪う話もおもしろいけど、
こわがらないとき、理解という恩恵がやってきます。



 

 

 

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AI

AIが仕事を奪う
という話を聞いたとき、
  
「ぜひ奪われたい仕事もあるだろうな」
と考えてまいました。
  
会社なら、ムダな会議を
AIにまかせるというのはどうでしょう?
 
AIを駆使してムダな話を
しあう、すごいシステムを
つくったら、
ずっとそれを眺めていたいなぁ。
 

マーケティングが生まれた時
「営業が世の中からなくなる」と
大きく騒がれたそうです。
(ある企業の営業の役員さんに聞いた話。
 懐かしそうでした)
 
工場のオートメーション化も、
仕事がなくなると言われてました。
 
IT革命は、仕事減った?増えた?
 
さて、今回はどうなるでしょう?

もう誰も働かなくていいくらい、生産性が上がっちゃっても(そうなればいいのに)、
AIが思いもつかないことを考えて、仕事をしたいと僕は思います。仕事って創造だから、たのしいです。

言葉を大切にする。


こんにちは。吉井りょうすけです。
僕の仕事は、人が儲かるようにサポートすることですが、
言い方を変えれば、

人が変化するためのサポートといっていいと思います。


先日、ある経営者さんと「信頼」という
ことばについて、やりとりをしました。

信頼は、その方の経営にとって
とても大切な
キーワードのひとつです。


でも、「信頼が大事」とだけ
思っていても、
実は、何も始めることが
できません。


間違いなく信頼は大事なんだけど、
「信頼を大切にしよう!』と思っても、
いつも通りの仕事を繰り返すことに
なると思いませんか?


スタッフに伝える時でも同じで、
「信頼を大切にしようね」と
伝えても、
普段通りの仕事以外に、
何も新しいことをはじめられ
ないと思うんです。
やる気の問題とかではなくて。


大切なのに、
道具として使えない言葉がる。
それを使いこなせて、
会社作りに使えたら、
イデアの源になるのに。


そこで、その方にとって、
「信頼」は何を意味しているんだろうと
対話しながら、
棚卸ししていきました。


たとえば、
・その人にとって、
 信頼関係があるというのはどういう状態なんだろう。
・過去自分が信頼した人や会社はだれで、
 どうして信頼したのだろう。
・過去自分が、不信を感じた時、何があったのだろう。
・信頼関係があるお客さんはどんなお客さん?


どんな活動のことを言っていて、
どんな基準でお客さんを見ているのか、
対話を重ねるごとに、思ってもみないことが、
明らかになっていきます。


そうして、会社の仕組み全体にまで
広がっていく豊かな「経営コンセプト」に
まで育っていきました。

 

そのなかでひとつ例を出すと、


「信頼は、言葉かけ、言葉のトーンを大切にした時に生まれる」
という言葉がありました。

とてもシンプルなアイデアですが、

「うちの会社は、信頼を大切にする」よりも、
「うちの会社は、言葉かけ、言葉のトーンを大切にする」
ほうが、
自分自身が唱える時にも、
スタッフさんたち伝える時にも、
何を求めているかわかりやすくなります。


大切にしていることほど、
抽象的でよくわからない言葉に
なっていることは少なくありません。


自分が大切にしている言葉なら、
それが愛でも、信頼でも、儲けでも、
それをしっかりと解いていくことで、
実は「こんな会社を作りたい!」が明確になったり、
納得のいいうち手作りにつながっていきます。

 

あなたは経営で何を大切にしていますか?
たまにはその言葉と、あらためて向き合ってみてはどうでしょう?
そうしたら、今までとは違う意味で
「その言葉を大切に、仕事ができる」ようになるかもしれません。

言葉の使い方は、
考え方に直結します。
だから実はこういうやりとりで、
会社との関わり方が
ガラッと変わることがあります。